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第七回開発話
April 15, 2005 Posted in Xth-1-development
ユーザーの皆さん、開発話ファンの皆さんこんにちは。司会のマーフィー・チャンです。今回はついに涙の最終回スペシャル、題して「Wを継ぐ者」をお送りします。
では一文字さん、準備OKですか?
えーっと…
そんなふうにご大層な題名を付けられると、すごく話しづらいです(汗)
いえ、なんと言っても最終回です!Team Muramasa(チームムラマサ)として、語りつくせぬ思いをドーンと語っていただきます!という訳で、ガンガン質問しちゃいますよ~♪
まず「エクス」が目指したウィザードリィとは、どういったものですか?
う~ん…難しい質問ですねぇ…(汗)我々は、ウィザードリィが大好きなんですよ。といっても、これは過去のウィザードリィに固執しているという事ではないです。
む、というと?
そうですねぇ、ウィザードリィが本来持っている魅力…とでも言いますか、要はもっと本質的な部分に惚れ込んでるんですよ。
ふむぅ…本質ですか。一文字さんはウィザードリィの本質をどうお考えなんですか?
ウィザードリィをウィザードリィたらしめているものは何か。これはそれこそ、ユーザーの数分捉えどころがあると思うんですが、例えば、D&Dを彷彿させる3Dダンジョン探索RPGである。
灰と死が常に隣り合わせのシビアなゲームバランス。
レベルアップやアイテム探しをどこまでも繰り返すやり込み要素。
ファーストウィザードリィの持つ世界観や雰囲気である。
もちろん、もっと細かく分解する事もできますし、他にもまだまだ多くの点がある事でしょう。
これらの魅力は、過去現在を通じて多くの作品に受け継がれ、今ではそれぞれの魅力において、ウィザードリィを凌ぐ多くの作品が存在すると思います。
たしかに…もっともっとやり込めるゲームや、思わずハマっちゃうステキな中世や騎士世界ってゲームは、他にもたくさんありますよねぇ。
そう…ただし!(熱)
一点だけウィザードリィが未だもって、他と比べて群を抜いている魅力があります。それがプレイヤーの遊び心に与えらた自由度。
むむ、え~と…つまり?
例えばウィザードリィでは、プレイヤーが自分のキャラに対して、自由に設定なり解釈なりを持ち込んでプレイする事ができますよね。これが他のRPGだと、主人公は王子様だったり、勇者の末裔だったりと、シナリオが進むほどに、ある程度ゲーム側から押し付けが入るんですよ。
「私の主人公はこんなんじゃない!」な~んて思った事ないですか?
あ~はいはい、ありますあります!最初からいろいろ決まっちゃってるし、自分で作ったキャラが勝手にしゃべったりします(泣)
さらにこのプレイヤーに与えられた自由は、ゲームシステムやシナリオに対して、様々な解釈の余地を生むんです。俗に言う妄想プレイなんてのも、その副産物の一つですね。我々はこれらを、ウィザードリィの本質の中にあって、今なお輝いて色あせてない、最大の魅力だと考えました。
う~んすばらしい♪大発見じゃないですか!
まあ、発見と言うにはちょっとおこがましいです。古き良きゲームなら、皆が持っていた魅力ですからね。
で…そろそろ話を戻しますが、「エクス」が目指すウィザードリィ…ですね。
それはまず、その尊ぶべき本質を大切に守る事。そして…同時に攻める事ですね。
攻める…ですか?
はい。ウィザードリィがゲームであり、商品である以上、その魅力は守るだけでは、いつかは縮小してしまいます。それが楽しい遊びである事を伝え、残すためには、やはり新しいユーザーの開拓が不可欠だと思うんです。
あ!なるほど、なんか話が繋がってきましたね。この開発話の第一回で、企画意図や学園について語ってもらいましたけど、「エクス」が目指した事とそれって、実は同じところから生まれてるんですね。
お!さすがはマーフィーちゃん、ご明察恐れ入ります(笑)
我々としては「エクス」をウィザードリィにとって、特に意味のある作品にしたいんです。ここに関しては、誰が何と言おうとちょっと譲れませんよ。
おお~。今日の一文字さん、すごい語りますね~。
なんかちょっぴりカッコイイです♪
ちょっぴりってとこが微妙に傷つきますね(笑)
まあただ、こんな笑いのないマジメな話で申し訳ないですが…(汗)
ふふふ(笑)みなさん、一文字さんの眠くなりそうな長~い話をまとめると、ウィザードリィは不滅です!って事みたいすよ♪(笑)
ビバ!
ウィザードリィ!
はぁ~ビバノンノ♪
マーフィーちゃん、あなたいくつですか?(汗)
やだなぁ~、歳は秘密ですよぉ~(笑)さッ、悪ノリはこの辺にして次の質問です。
「エクス」を買ってくださったユーザーのみなさんに、何かメッセージは?
もう「ありがとうございます!」の一言に尽きると思います。
でも、もっともっと売れた方が、やっぱりいいんですよね?(笑)
いえ、確かにたくさん売れてくれるのはありがたいです(汗)でも「エクス」も我々も、まだまだいろんな意味で力不足です。ユーザーの皆様から多くのお叱りや激励の声もいただいてますし、今後も温かい目で見守っていただければ、それで十分です。
ではその今後というところで質問ですけど、次回作の予定は?
う~ん、できれば早く作りたいですねぇ(汗)
えと~…それだけですか?
ええ、まあ…(汗)まだ制作が決定している訳ではありませんので、ちょっとコメント難しいです。ただ、もし作るとしたら、ボリュームアップやさらなる新要素を盛り込んで、前作を超える良いゲームにしたいと思っています。
もう超がんばってほしいですね。すごく楽しみにしてますので!
ありがとうございます。期待に応えられるようがんばります。
では、今回は最終回という事で、時間を延長してお送りしてきましたが、最後に何か一言お願いします。
この開発話をいつも読んでくださっている皆様、長い間お付き合いいただき、誠にありがとうございました。
次回があれば、またいつの日かお会いしましょう。
はい。一文字さん大変お疲れ様でした。さて今回で特派員の私も、みなさんとはお別れになりますが、その前に特ダネをひとつ!
4⁄8発売(発売中)の電撃Playstation306号に「エクス」のインタビュー記事が掲載中です。次回作について、何か情報があるかも!みなさん乞うご期待下さい。
それでは「ウィザードリィ エクス ~前線の学府~」をめぐる開発話、名残惜しいですが放送時間もあと残りわずかとなりました。みなさん、これまで応援ありがとうございました。そして次回があれば、また是非お会いしましょう♪
ウィザードリィ エクスに祝福あれ
―マーフィー・チャン
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